看護師の仕事と子育ての両立について

看護師の仕事と子育ての両立のためには、職場の環境と福利厚生の充実が重要です。満足のいく働き方ができるかにはたくさんの壁があります。それをクリアできないと両立はとても困難になります。
 
1. 妊娠について寛容的な職場か
例えば同じ病棟で何人も妊婦がいたとしたらどうでしょう。業務がとても大変になります。家族計画を上司に伝え、妊娠しやすい環境を整えることや、場合によっては配置換えを検討してもらうことも必要かもしれません。妊娠後の働き方にも注意が必要です。

働きすぎて切迫流産や切迫早産になってしまったという話もよく聞きます。無理なく働けそうか、また自分自身が無理をしないということも大切です。つらいときには医師に診断書を書いてもらい休むことも必要です。その際には傷病手当をもらうことができます。そういった手続きについても予め知っておくとよいでしょう。ここは看護師求人サイトのコンサルタントが情報をかなり持っています。

サイトがいくつもあって迷うと思いますが、看護師求人サイトの口コミをよく調べて登録してみると良いでしょう。

2. 育児休暇制度があるか
 多くの病院は育児休暇制度があっても条件があります。たとえば1年は勤続していなければならないなどの条件があります。職場の制度を確認しましょう。また、育児休暇をとれる期間も重要です。多くの病院は1年ですが、3年とれる病院もあります。万が一条件に合わず育児休暇を取らない場合、産前産後休暇後=出産後8週間で復帰となります。無理なく働ける環境であるか確認をしましょう。時短制度が利用できるか、残業は減らしてもらえるかなど、上司にはもちろんですが、経験者の先輩に話を聞くことも重要です。

3.託児所はあるか、近隣の保育園は入れるのか
 復帰後に子どもを預ける場所の確保は重要です。託児所があったとしても定員オーバーになっていないかや何時まで預かってもらえるのか、土日も預かってもらえるのかなど情報収集をしましょう。託児所がなく保育園にいれる場合は地域の保育園の情報収集をしましょう。

4. 復帰後の働き方について
育児休暇を終え復帰しても、はじめは親子ともに慣れずへとへとになります。ずっと一緒にすごしてきたわが子と数時間でも離れるのはとてもつらいものがあります。子どももたくさん泣いて疲れているでしょう。夜泣きも増えることがあります。親のほうも久しぶりの勤務で業務を思い出してこなすのに精一杯です。そんな中ですぐに交代勤務をするのは体力的にも精神的にもつらい場合があります。委員会業務なども負担になります。復帰前に上司と面談する機会がきっとあるので、その際に不安な点や希望する働き方についてしっかりと話し合っておく必要があります。出産後は夜勤はやらずに日勤だけにしてもらったり、今までいた部署では希望が通らないため配置換えになり病棟勤務から外来勤務に変わったりと、働きやすい環境を整えることは大切です。子どもが3歳になるまでは時短勤務(1日6時間勤務)という選択もあります。職場の制度を確認しましょう。

5. 復帰してから
 職場復帰してからは、いかに効率よく仕事をし残業を減らすかということや、周りのスタッフとの人間関係を円滑にしておき、子どもが熱を出したなどの急な場面での協力を得られるかといったことが重要になってきます。こだわりたくとも割り切らないといけない場面もでてくるでしょう。看護師の仕事はとてもやりがいがあり、患者さんのためと思って頑張ろうとするとどこまででも頑張れてしまうという、いい意味での曖昧さがあります。例えば、ゆっくりと話を聞いてあげたいと思うと、業務時間外であっても患者さんと話をするようなこともあるでしょう。しかし、子どもが待っているとなると、残業はしたくありません。時間内で求められている看護をいかに効率的に提供できるかという視点が必要です。自分自身の看護との向き合い方(例えば患者さんとの接し方など)についても改めて考え直し、子育てをしながらもやりがいのある看護を提供できる看護師でありたいですね。